|
バイオ医療オミックス情報学-創薬・育薬への期待と課題
2003年、ヒトゲノム配列解析プロジェクトが完了し、ポストゲノム時代として転写産物・タンパク質・代謝産物・細胞情報などを網羅的に取り扱う新たな時代に入った(オミックスの時代)。医学に関しても病気をシステムとして捉える動きが始まり、システム病態学という新しい学問体系が生まれつつある。このような背景のもと、国内の基幹産業のひとつであり、サイエンスの結晶ともいえる「医薬品」を生み出す医薬品産業においては、ゲノム情報を活用した「ゲノム創薬」という概念が提唱されており、オミックス情報の産業界における活用が始まっている。
本ワークショップでは、薬を作る「創薬」、薬を安全に使えるように育てる「育薬」を例に各種オミックス情報利用の現状を概観し、オミックスの具体的な活用方法や今後の課題に関して一緒に考えたい。キャリア形成に関する話題も取り上げ、研究者が普段の研究生活の中で見失いがちな視点もいくつか紹介する。東京医科歯科大学・バイオ医療オミックス情報学人材養成プログラムにおける社会人受講生および大学院生を対象とした試みや、SeedSeek?における試みもあわせて紹介したい。
(参考)
東京医科歯科大学・バイオ医療オミックス情報学のホームページ
http://bio-omix.tmd.ac.jp/index.php
SeedSeek?のホームページ
http://www.seed-seek.com/
|