| 夏の学校 委員長 挨拶 |
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皆様、はじめまして。第45回生化学若い研究者の会夏の学校代表の大津と申します。夏の学校とはどんなものかを夏の学校委員長としての立場からお話していきたいと思います。 夏の学校とは生命科学を志す全国の若手研究者が一堂に集う合宿で、講義や討論を通じて若手研究者が交流を深めていく場です。夏の学校はここ数年、3日間の行程で行われています。 主軸は、分科会と呼ばれる講演会で、生化学に限らず生命科学の様々な分野から講師をお招きしています。そして各分野の最も気になるテーマについて講義していただき、他分野の人が聞いても満足できるようにとテーマの導入部から質疑応答を行える形になっています。また、シンポジウム、研究交流会、ポスターセッションなどを行っています。このほかにも懇親会など多数の企画をご用意しております。 ところで現在、生化若手の会に限らず、若手研究者が分野ごとに集う若手の会が多数存在しています。そのような若手の会も生化若手の会と同様にセミナーや夏の学校を開催しています。このように多数の若手の会の出現は、現代科学が必要以上に細分化されたために若手研究者のニーズも多様化した結果と言え、時代の流れに沿うものだと言えます。 このような現状の中、生化若手の会も転換期を迎えつつあり、夏の学校の存在も再定義する必要に迫られています。が、しかしどんなに生化若手の会が再編しても決して変わらない部分があります。それは生化若手の会が掲げるスローガン「若手研究者の頭脳のネットワーク作り」即ち、「人と人との交流」です。そのスローガンの成果を端的に表わすものとして夏の学校に参加してくださる方々の「層」が挙げられます。修士、博士を中心に、下は学部生から上は社会人、大学の助手、助教授の方にまで集まって頂いております。また、生化若手の会夏の学校のOBのなかには最先端で活躍している研究者が大勢います。分科会、講義やシンポジウムの講師としてお招きする先生方にもこの夏の学校のOBだという方は、少なくありません。現代の研究は大型化の一途をたどり、共同研究の幅もそれに比例して広がっています。その中で最も大切なのは人と人の交流、信頼関係ではないでしょうか。生化若手の会夏の学校は、これからも最新科学に触れる場として、また次代の研究者同士の交流の場として開催していきたいと考えております。
2005年7月31日 夏の学校 委員長 大津 正也 |