夏の学校も50回、この50年間で生命科学の研究も多岐に分岐し大きく発展してきました。そこで、生命科学研究者の先達であるOB・OGを交えて生命科学について「分野の歴史とこれから」を討論しようという運びになりました。私たち若手研究者が、これから何ついて追求し、どのような研究者を目指せば良いのか、生命科学の歴史を顧みることから課題や目標のビジョンを作り出せて行けたらと思います。申し込み時に希望のセッションをお選びください。
●吉田賢右先生(京都産業大学 総合生命科学部) 回転するATP合成酵素の機構と制御
●柿本辰男先生(大阪大学 大学院理学研究科) シグナル分子による植物形態形成の調節
●五島剛太先生(名古屋大学 大学院理学研究科) スピンドル研究130年、私のスピンドル研究わずか13年
●楠見明弘先生(京都大学 再生医科学研究所) 細胞のメゾワールドを1分子追跡で調べる
●岩田想先生(京都大学 大学院医学研究科) Science knows no borders
●梶原大介先生(GEヘルスケア・ジャパン株式会社) 相互作用解析とは何か?~これまでとこれから~
●中内啓光先生(東京大学 医科学研究所) 幹細胞研究から再生医療へ
●安井弥先生(広島大学 分子病理学研究室) オーミクス研究からがんの新しい診断・治療ターゲットを見つける
●川上浩司先生(京都大学 大学院医学研究科) 研究成果を医薬品としていくための戦略と、関連政策の動向
●伊藤正男先生(理化学研究所 脳科学総合研究センター) 複雑な神経システムへの挑戦
●糸原重美先生(理化学研究所 脳科学総合研究センター) 高等脊椎動物の高次脳機能を支えた分子進化
●伊藤啓先生(東京大学 分子細胞生物学研究所)
広い視点から脳を調べるシステムニューロバイオロジー:ハエの脳とヒトの目を素材にして
●北野宏明先生(ソニーCSL/SBI) システムバイオロジーへの道のり
●上田卓也先生(東京大学 大学院新領域創成科学研究科) 見る生物学から作る生物学へ
●黒田真也先生(東京大学 大学院理学系研究科) 私がシステム生物学を始めた3つの理由(わけ)
[9/3(金)]
セッション前日に講演内容に対してグループでのブレインストーミング(90分間)
[9/4(土)]
セッション前半で演者の先生方の講演(90分 [30分×3名])
セッション後半で先生方と議題について討論(90分)