シンポジウム

シンポジウムの要旨集をダウンロード(ワークライフバランス班は個人情報の観点から当日配布)

参加者の方は、研究者の可能性を広げる話題や、研究者を取り巻く環境についての3つのテーマに分かれたシンポジウムのどれか1つに参加する事がで きます。 各シンポジウムでは、講演が行われる他、グループワークを通して白熱した議論を繰り広げられる場が参加者に提供されます。

シンポジウムテーマ

  • 共同研究
  • バイオビジネス
  • ワークライフバランス

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□共同研究■

in vivo, in vitro, in silico 成功するグループ研究、共同研究の秘訣 :中央セミナー室

 

科学が発展し、研究が高度な専門性を要求されるようになり、細分化されている昨今、知りたいことを追求し、新しい物を生み出すのには共同研究やグループでの 研究が欠かせなくなってきています。しかし、共同研究やグループ研究を成立させるには、研究の専門知識だけでなく、コミュニケーションスキルやネットワー クが重要となってきます。成功する共同研究、グループ研究とはどのようにして行われているのでしょうか?

総合討論では、共同研究、グループ研究の成功の秘訣を書き出し、本シンポジウムのアウトプットとしたいと思います。最終的に、様々な研究分野同士の相互作用によって何が生まれるのかを探るようなセッションを目指します。研究職を希望する方、グループ研究、共同研究に興味がある方を対象とします。

 

in vivo …… 末松 誠 先生[慶應義塾大学 医学部医化学教室]

末松先生共同研究例:COによる肝類洞血管拡張機構の解明(早稲田大学 武岡真司教授)、結核菌の新規代謝経路発見(コーネル大学 Carl Nathan教授)、がん幹細胞によるCD44を介したglutathione蓄積機構の解明(慶應義塾大学医学部 佐谷秀行教授)等

 

 

 

in vitro …… 津本 浩平 先生[東京大学 医科学研究所]

津本先生

産学:プロテインマニピュレーション(味の素)、抗体工学関連(アステラス、化血研等)ほか、
共同研究例:病原性微生物由来蛋白質の構造機能(医科歯科)、免疫系蛋白質(サントリー、熊大)等

 

 

 

in silico …… 高田 彰二 先生[京都大学 理学研究科]

高田先生
共同研究例:例としては、構造生物学者から構造情報をもらってシミュレーションによる機能解析を行う、生化学者からプロテオミクスデータをもらって情報論的な解析を行う、計算機で蛋白質を設計してそれを実験家に合成してもらうなどがあります。

 

 

 

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□バイオビジネス■

「扉を開け! – ラボから生まれるバイオビジネス」:講堂

みなさんは研究室での発見を社会に還元したいと思ったことはありませんか?
“バイオビジネス”と聞くと、多くの研究者にとっては少し遠い存在に感じるかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか?バイオビジネスを開く扉は、いま私たちの目の前にも用意されてるのです。
本シンポジウムでは、実際に研究室での発見をもとにバイオベンチャーを立ち上げたお二人の起業家と、ベンチャー企業に投資を行い、数多くの起業を支えるキャピタリストの方による講演をお聞きいただきます。後半では、少人数のグループに分かれて、実際に起業プランを立案し、発表および評価を行うワークショップを計画しています。これらを通じて、日本のバイオビジネスについて知るだけでなく、研究室での発見を産業に結びつける方法や戦略について考えます。

 

①「科学とイノベーションへのベンチャーキャピタル投資」

郷治友孝   株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC)代表取締役社長

【会社紹介】

東京大学が承認する「技術移転関連事業者」として、大学の「知」の社会還元に向けて、優れた知的財産・人材を活用するベンチャー企業に対して投資を行うベンチャーキャピタルである。投資分野は、バイオ、IT、環境など研究開発に関する分野に渡り、起業時や創業早期において資金を投資するだけではなく、会社の設立前からを含めて、研究者や起業家とともに、事業計画を一緒に構築し、付加価値の向上やリスク低減のための経営支援を行っている。

 

 

 

②「細胞治療のトータルサービス企業を目指して」

矢﨑雄一郎   テラ株式会社 代表取締役

【会社紹介】

2004年、東京大学医科学研究所の技術を元に、がんの免疫細胞療法『樹状細胞ワクチン療法』による、新しい医療支援サービスの提供を目的に創業。現在、国立大学病院を始めとした全国18ヵ所の契約医療機関に、樹状細胞ワクチン療法の技術・ノウハウを提供。累計3,850を超える症例数は、世界トップレベルを誇る。(症例数・契約医療機関数はいずれも2011年3月末現在)

 

 

③「研究者にしかできない会社の作り方」

山口葉子   株式会社ナノエッグ代表取締役社長

【会社紹介】

聖マリアンナ医科大学発ベンチャー企業。2006年4月に設立し現在に至る。皮膚疾患に関する基礎研究とともに、ナノテクノロジーをベースにした化粧品・医薬品に使用可能な素材を開発・販売している。また、皮膚の基礎研究をベースにした化粧品『マリアンナ』を販売し好評を得ている。

 

 

 

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□ワークライフバランス■

徹底議論!研究者のワークライフバランス :大学院セミナー室

誰しも仕事で成功したいと願う一方で、私生活も充実したいと思うものです。しかし研究ポジションの多くが任期制である今、若手はどう考えるべきなのでしょうか。本セッションでは現役学生やアカデミックの研究員、企業研究者、研究以外の道に進んだ方などの多様なパネラーをお迎えします。若手研究者のキャリア形成についての多面的な意見交換をするとともに、大学研究室におけるキャリア支援についての提言をつくる機会とします。

【キャリアマップ】

全てのキャリアを二つの軸(アカデミック⇔ビジネスとスペシャリスト⇔ジェネラリスト)で分類したとき、4つのグループに分けることができます。Aグループはアカデミックキャリアで、かつスペシャリストのグループで、大学ポジションなどが該当します。Bグループはビジネスキャリアで、かつスペシャリストのグループで、企業の研究開発職などが該当します。Cグループはビジネスキャリアで、かつジェネラリストのグループで、マーケティングや営業などが該当します。Dグループはアカデミックキャリアで、かつジェネラリストのグループで、医師やサイエンスコミュニケーターが該当します(Dグループに関しては現実的なキャリアとして選択できる枠が少ないため、今回は議論しません)。図中の各職業の位置関係は大よその目安であり、絶対的なものではありません。

【パネリスト紹介】

 

①     【パネリスト紹介】

 

Aグループ:アカデミック・基礎研究

谷崎奈美 さん(仮名):大学助教

筑波大学大学院生物科学研究科博士課程修了、理学博士

ポスドク(米国国立衛生研究所,理研CDB)出身

女性、40代、既婚、子供1人

 

松田和也さん(仮名):大学研究員

東京理科大学大学院薬学研究科博士課程修了、薬学博士

男性、20代後半、既婚

 

Bグループ:企業・研究開発

福井健一さん(仮名):大手化学メーカー 研究員

国立大学大学院医学研究科癌医学専攻、博士(医学)

(ポスドク→院医助教→企業研究者)出身

男性、30代後半、既婚

 

宮村健祐さん(仮名):大手製薬メーカー 研究員

東京工業大学大学院修士課程修了、博士課程に学ぶ

男性、20代後半、独身

 

Cグループ:企業・ビジネスキャリア

山本 伸さん:外資系製薬企業勤務、多摩大学客員研究員、NPOサイコム理事

名古屋大学大学院工学研究科博士課程修了、工学博士

Basel Institute forImmunology、USサンディエゴ・ポスドク、武蔵工大非常勤講師

男性、30代後半、既婚、子供2人

 

足利洋介さん(仮名):大手診断機器メーカー 課長

岡山大学大学院博士課程修了、工学博士

修士課程修了後、診断機器メーカーに入社。退社後に学位取得し、その後現職

男性、30代前半、既婚、子供2人

 

 

大森 明さん(仮名):外資系大手化学メーカー 技術営業職 就職内定

東京工業大学大学院博士課程在学中

男性、20代後半、既婚

 

そのほか、研究者志望の学生パネリストが参加

 

②     【コメンテーター紹介】

長井裕樹 さん:株式会社アカリク 取締役、大学講師など

京都大学農学部卒、同大学院生命科学研究科修士課程修了

三菱化学株式会社を経て、現職

男性、30代、既婚、

 

 

 








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