実行委員長挨拶

 

「第53回生命科学夏の学校」Webページにお越し下さりありがとうございます。
本年度の実行委員長を務めております、東京工業大学博士課程2年の鈴木翔です。

私達は “各分野を牽引する研究者から最先端の研究動向を直接学ぶこと”、“大学・分野の垣根を越えて交流すること” を目的に、日本最大規模の滞在型研究交流会「生命科学夏の学校」を50年以上、絶えることなく開催しております。「夏の学校」のもっとも大きな魅力は、学会よりもはるかにヘテロな、バックグラウンドの異なる人材が1箇所に集うことです。今年度はこの点に着目し、「ここでしか得られない出会い、ここからはじまる議論を楽しみ世界を広げよう」と題し、“議論”に重きを置いた企画を準備しております。どの企画も、参加者が互いの思いをぶつけ合い、新たなアイディアや考え方を生み出す “きっかけ” となるような工夫をこらしたものとなっております。例えば、シンポジウムでは “生命科学未来会議2043” と題し、今から30年後を考えた時に私たちが 今 取り組むべき生命科学の課題は何か、みなさんに真剣に “妄想” していただきます。普段、私たちは自分の研究に夢中になっていますが、時には少し遠くから、広い視野で見つめてみることも重要だと思います。「夏の学校」がそのきっかけとなること、そして何より参加者同士の議論を楽しんでいただけたることを願っています。

また、竹市 雅俊先生をはじめとする世界をリードする研究者の方々による講演も多数準備しております。先生方には研究者の先輩として、研究への思いや私たち若手へのメッセージをぶつけていただこうと思っています。ぜひ楽しみにしていてください。

思えば、今年は私にとって4回目の夏の学校となります。これまで数えきれないほどの友人に恵まれ、私にとって夏の学校は刺激的な友と出会えた素晴らしい機会だったことに改めて気がつかされます。学会先で夏の学校で知り合った仲間と再会することも多く、お酒を片手に語らう機会もずいぶん増えました。夏の学校で知り合った仲間は、総じてみな躍動感溢れる目をしており、彼らと話をしていると、不思議と「もっと頑張ろう!」、「研究を楽しもう!」という気分になります。彼らと語らうことで、私の研究生活を一層楽しいものにするだけでなく、自身のモチベーションを高めていたのかもしれません。

参加される方の多くはアカデミックの道を志望されていますが、一方で約半数の方は企業での活動を志望されています。研究のバックグラウンドも、生化学にはじまり、分子生物学細胞生物学構造生物学バイオインフォマティクス発生生物学神経科学など、非常に多岐に渡っています。毎年、参加者の半分以上の方は初めて参加されるため、これまで参加されたことのない方や、「生化学とは少し遠いかな」と思っていた方でも、“生命の神秘”に魅せられた方であれば、どなたでも大歓迎です。ぜひ躊躇することなく、夏の学校に参加し、語らいましょう!

それでは、8月30日、夏の学校にて、みなさまにお会いできることをスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。

 

夏の学校実行委員長 鈴木 翔

 

 








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