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第41回「夏の学校」シンポジウム
「21世紀を切り開く一つの道」
バイオベンチャーの今とその未来

 急速に進展する生命科学は、21世紀に入り大きなターニングポイントを迎えています。ヒト・ゲノムの解析、遺伝子組換え技術、蛋白質構造研究など、近年注目されるバイオサイエンスの応用範囲は多岐に渡り、生命科学がどのような道を辿るのか、またこれからどのような方向性を持って研究を進めていくべきか、頭を悩ませている若い研究者も少なくないでしょう。
 そこで生化学若手の会が、21世紀の生命科学を切り開く一つの道として注目しているのが、研究(サイエンス)と産業(ビジネス)の融合、バイオベンチャーです。
 ベンチャーが求める市場は、大企業が参入していない事業分野。辺境を持つ国に衰退はないという言葉のように、生命科学の新たな事業に挑戦しつづけるバイオベンチャーへの期待は高まっています。ビジネスとしては本来リスクを伴う基礎研究の推進と、その研究成果の活用を通してブレイクスルーとなるべき産業技術の開発。また、社会のニーズに合った新テーマの発見と、研究の活性化・発展を目指すバイオベンチャーは、間違いなく21世紀の生命科学の一翼を担うと思われます。 
 しかし、現在の日本の研究システムや産業界の中では、ベンチャー企業を育成する土壌が必ずしも十分に整っているとは言えません。
 そこで2001年、夏の学校のシンポジウムでは、日経BP社バイオセンターの宮田満氏バイオベンチャー企業、プレシジョンシステムサイエンス(PSS)の田島秀二氏バイオベンチャー投資家であるバイオフロンティア パートナーズの大滝義博氏を講師としてお招きし、21世紀の生命科学を切り開く、バイオベンチャーの今とその未来について、ご講演いただく予定です。
 個々の独自性を保ちながら、自己実現を図ろうとしている我々若い研究者も、バイオベンチャーの精神に学ぶものは多いものと確信し、一人でも多くの若い研究者の参加を期待しています。

<Venture:冒険、冒険的事業etc.>  高い専門能力を有する企業家的人材が自分の能力を発揮するために大企業から飛び出し、リスクを引き受けて創造的展開をする事業のこと。  Nothing ventured,nothing gained!

講演要旨
宮田満氏(日経BP社バイオセンター)
田島秀二氏(プレシジョンシステムサイエンス(PSS))
大滝義博氏(バイオフロンティア パートナーズ)



担当
阿部稚里(椙山女学園大学)
井関義人(姫路工業大)


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