[開催報告] 北陸支部・春のセミナー
生化学若い研究者の会 北陸支部の岡本侑樹です。
弊会は4月19日に『データで紐解く生命』を開催しました。現地会場(富山県立大学射水キャンパス中央棟N-205講義室)20名、オンライン(zoom開催)35名の計55名(参加登録)にご参加いただきました。ご参加くださった皆様ありがとうございました。
本セミナーは、ドライ分野における研究の重要性やデータ解析の基礎から応用までを学ぶ機会として、若手研究者を対象にハイブリッド形式で実施されました。当日は、ドライ分野でご活躍されている2名の講師をお迎えし、最新の研究、応用事例についてご講演いただきました。また、各講演後には参加者との質疑応答や意見交換の時間が設けられ、活発な議論が交わされました。
今回ご講演いただいた2名の講師
・ 原 朱音 先生 富山大学 薬学部 数理医薬評価学研究室 助教
・ 広川 貴次 先生 筑波大学 医学医療系生命医科学域ケミカルバイオロジー・IT 創薬研究室 教授
講演では、前半に原先生から生化学分野のデータ解析に必要なデータベースのご紹介や、Google Colanoratory(Python)を使用し、後半に広川先生からインシリコ創薬の鍵となるLigand-based drug discovery/Design(LBDD)とStructure-based drug discovery/Design(SBDD)の2つのアプローチを外部アプリケーションにて使用する方法や、近年話題となっているAIを活用したタンパク質立体構造予測ができる「AlphaFold」について実演を交えお話をしていただきました。
本セミナーを通して参加者皆様が、ドライ研究において「0から1へ」繋がる機会になったと思います。
ご多忙のところ講演いただきました広川先生、原先生、そして参加者の皆様に厚く御礼申し上げます。
また、本セミナーは以下の企業様から広告協賛をご支援いただきました。
誠にありがとうございました。
広告協賛
・平野純薬株式会社様
我々生化学若い研究者の会 北陸支部では日々の研究生活から10年後、20年後でも役に立つような情報・機会を若手研究者に提供し、若手研究者の成長を後押しできるような支部活動を行っていきたいと思っています。
企画統括 岡本 侑樹(富山県立大学 D2)
庶務 佐々木 彩良(金沢大学 M1 )
神尾 凌哉(富山大学 D3)
ポスター・要旨集作成 牧野 理子(新潟大学 D2 )
今川 怜音(金沢大学 M1 )
会場 岡本 侑樹(富山県立大学 D2)
蔵川 卓士(富山県立大学 D1)
ハイブリット 佐藤 綾香(富山大学 D2)
オーガナイザー 牧山 桂(金沢大学 D2)
蔵川 卓士(富山県立大学 D1)
協賛 加藤 裕介(JAIST D3)
小澤 昂生(富山大学 D1)
吉村 光太(金沢大学 M1)
会計 近藤 颯太(金沢大学 M2 )

