[開催報告] 第98回日本生化学会大会 ランチョンワークショップ

前センター事務局長の加藤裕介です。
11月3日~5日に国立京都国際会館で開催された第98回日本生化学会大会にて、生化学若い研究者の会ランチョンワークショップを企画させていただきました。
かつて本会の中心で活動され、その後、様々な分野・お立場で活躍されている養王田正文先生、倉元綾子先生、三品裕司先生、榎木英介先生、谷中冴子先生にご講演いただきました。

生命科学分野で若手PIとして活躍されている谷中先生からは、本会での繋がりが、研究活動に直接的にも間接的にも活かされたお話を伺いました。

医学/ジャーナリズム分野で活躍されている榎木先生からは、本会で学んだ組織運営のノウハウや本会での執筆活動の経験が、その後のNPO法人の設立や現在の文筆業に繋がっているお話を伺いました。

生命科学分野で海外PIとして活躍されている三品先生からは、日本と海外の考え方の違いをご講演いただき、本会でのネットワークが日本中・世界中で維持されているというお話を伺いました。

家政学分野で活躍されている倉元先生からは、研究者全体に関わるジェンダーギャップに関するご講演をいただき、本会での経験や記録の編纂活動が思わぬところで役に立ったというお話を伺いました。

生命科学分野で活躍され、生化学若い研究者の会同窓会 初代同窓会会長を務められている養王田先生からは、本会の組織構造が時代の変化に適応することで現在まで持続することができたというお話を伺いました。
そして、本会の「2次元」の繋がりから、同窓会という「3次元」の繋がりが新たに形成されることの重要性も、お話いただきました。

会場には、本会OB・OGをはじめ多くの参加者が集まり、その規模は、過去4年の本会主催のランチョン・シンポジウムの中で、最大のものとなりました。